2012年09月19日 10:49 公開

ちゃんぽん風煮込みうどん

健康・予防〜消化のよい食品を使って(1)/主食

 胃の働きが弱っているときは,とかく食事量が少なくなり,全身の回復が遅くなります。胃腸が優れないときには,消化のよい食品を使って,積極的に栄養価の高い食事をして,胃腸を早く健康な状態に戻すようにしましょう。

 まず,胃腸が弱っているときのポイントとして,少量でも栄養価の高い食事を取るようにしましょう。食欲のないときには食事量が減りますから,量が少ないなりに栄養素が十分取れるように工夫します。

 また,自分の好きな食べものに偏ったり,同じ献立が続いたりしないようにしましょう。特に蛋白質は,体力を付けて身体を回復させるために大切な栄養素です。卵,牛乳,肉,魚,豆腐など,効率よく摂取できる良質の蛋白質を取るようにします。そして,調理法にも変化を付けるように心がけましょう。

 さらに,消化のよい食品,調理法を選ぶことも大切です。胃に負担をかけないためには,胃内停滞時間が短く,消化のよい食品を調理法を工夫して取るようにしましょう。一般に軟らかい料理は消化がよく,硬い食感のものは消化が悪いと考えられていますが,必ずしもそうとは言いきれません。トーストは澱粉がアルファ化されており,消化のよい食品です。

材料(2人分)・栄養成分表示(合計)

うどん(ゆで) 400g
鶏ムネ肉(皮なし) 100g
ハクサイ 100g
ニンジン 40g
玉ネギ 60g
サヤエンドウ 20g
小さじ2
だし 2カップ
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1強
片栗粉 小さじ1
栄養成分表示(1食合計)
エネルギー 362kcal
タンパク質 18.9g
脂質 5.7g
塩分 2.3g

作り方

  1. 鶏肉はそぎ切りにする。
  2. ハクサイの葉はざく切りにし,芯はそぎ切りにする。ニンジンは短冊に切り,玉ネギは薄切りにする。
  3. サヤエンドウは筋を除き,沸騰湯でゆでて斜めに切る。
  4. 鍋に油を熱し,1を炒めて肉の色が変わったら2を加えて炒める。だしを入れて,煮立ったらアクを除いて火を弱め,みりん,しょうゆを加え,野菜が軟らかくなるまで煮る。水溶き片栗粉でとろみを付け,ゆでうどん,3を加えてひと煮する。

一口メモ

 おかゆは軟らかくて消化はよいのですが,水分の多いものばかり続けていては胃腸の働きを悪くします。調理法として,煮る,蒸す,焼く,ゆでるなどが適しています。肉類は熱を加えすぎると硬くなるので注意が必要です。

宗像 伸子(むなかた のぶこ)

 (有)ヘルスプランニング・ムナカタ主宰。女子栄養短期大学専攻科卒・管理栄養士。山王病院および半蔵門病院で管理栄養士として長年勤務。病院・クリニック・銀行のコンサルタント,東京家政学院大学客員教授のほか,生活習慣病予防を考える料理サロンを開催するなど多方面で活動。