糖尿病治療のおはなし
2012年10月12日 14:59 公開

インスリン製剤ってどうやって使うの?

インスリン注射は痛くない!

 インスリン注射で使う注射針は、一般に採血などに使われる注射針とは違います。採血で使う針の太さは0.7~0.9ミリですが、インスリン注射用は0.23~0.25ミリと約3分の1。針の長さも4~8ミリと、採血用の針(約4センチ)に比べ非常に細く短いものになっているのです。 インスリン治療がいかに良いと説明されても、自分で注射なんて恐い! という人は多いもの。そういう方にはまず、「注射」についての誤解を解く必要があるでしょう。

 針の先には特殊なカットがほどこされ、痛みが少ないように工夫されています。実際、痛みの程度は、「蚊に刺されたくらい」「気付かない」と表現される方がほとんどです。

どこにどうやって注射する?

 インスリン製剤は、おなかや上腕部、太ももの外側など、自分でやりやすい場所を決めて、決まった時間に決まった量を注射します。刺す部分をつまみ上げてから刺すと痛くない方が多いようです。

 また、皮下脂肪が厚い患者さんでは体に対して針が垂直(90度)になるように、皮下脂肪が薄い患者さんでは斜め(45度)にするのも痛くない注射のコツです。

 現在主流になっているペン型注射器の場合、インスリン量の調整はダイヤル式、注入はボタン式と煩わしさはほとんどありません。ただし、病院の指導と各製剤についている注意書きをきちんと守りましょう。

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