2013年06月05日 12:00 公開

〈介護食・豆類〉凍り豆腐の香り揚げ(常食)

 凍り豆腐の料理といえば,まず煮物の料理が思い浮かびますが,他の調理法はあまり知られていません。今回ご紹介するのは凍り豆腐を煮て,てんぷら粉に香味野菜を加えた中にくぐらせて揚げた,珍しい料理です。凍り豆腐は豆腐を凍らせて乾燥させた保存食品です。これは豆腐の栄養分が凝縮されたもので,最近はあまり食べられなくなっているようですが,保存ができるので,この他に,炒め物やあえ物などの調理法に挑戦して,頻度を多く取りたい食品です。軟菜食は凍り豆腐を豆腐に代えて揚げます。エネルギーを確保したい場合には好都合な豆腐料理です。また香味野菜やダイコンおろしが入っているので,油っぽさをあまり感じさせません。食欲のないときでも食べやすいものです。

 さらに軟菜食は,甘酢ショウガとシソの葉を細かくみじん切りにして,つけ汁をだしでのばした中で,揚げた豆腐を煮ます。

材料(2人分)・栄養成分表示(合計)

凍り豆腐 20g(1枚)
A
だし 60g(大さじ4)
0.6g
砂糖 2g(小さじ2/3)
天ぷらの衣 1/2量
甘酢ショウガ 10g
シソの葉 5〜6枚
揚げ油 適宜
ダイコン 60g
だし 60g(大さじ4)
しょうゆ 8g(小さじ1と1/3)
みりん 8g(小さじ1と1/3)
   
天ぷらの衣(作りやすい分量)
合わせて1/2カップ
1/2個
 
小麦粉 1/2カップ
栄養成分表示(1食合計)
エネルギー 199kcal
タンパク質 6.9g
脂質 12.9g
塩分 1.2g

作り方

  1. 凍り豆腐はぬるま湯に漬けて戻し,水気を絞り,半分に切ってAで煮含める。厚みを半分に切り,さらに斜めに切る。
  2. 甘酢ショウガ,シソの葉は千切りにし,水気を絞る。
  3. 溶き卵,水を合わせて小麦粉を入れてさっくり混ぜ,2を加える。
  4. 揚げ油を170℃に熱し,1の凍り豆腐の汁気を切り,3の衣を付けて入れ,からりと揚げる。
  5. だし,しょうゆ,みりんを温める。
  6. 器に4とダイコンおろしを盛り,5を添える。

宗像 伸子(むなかた のぶこ)

 (有)ヘルスプランニング・ムナカタ主宰。女子栄養短期大学専攻科卒・管理栄養士。山王病院および半蔵門病院で管理栄養士として長年勤務。病院・クリニック・銀行のコンサルタント,東京家政学院大学客員教授のほか,生活習慣病予防を考える料理サロンを開催するなど多方面で活動。

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