2013年08月07日 06:00 公開

〈介護食・穀類〉深川丼(常食)

 深川丼は東京の郷土料理です。深川ではアサリやカキがたくさん獲れたため,忙しい漁の合間に手早くつくれて,日常食としてもてはやされたといわれています。

 今回は野菜やキノコを加え,また卵でとじた栄養豊かな丼にしてみました。アサリは蛋白質は少ないですが,鉄分,カルシウム,ビタミンB12を多く含みます。また,血圧やコレステロールを改善するタウリンが含まれており,動脈硬化予防に効果があります。

 軟菜食は,ごはんを全がゆにし,アサリは生ざけに替えて,野菜は細く切ります。卵は半熟状にするのがこつです。火を通し過ぎないようにしましょう。

 さらに軟菜食は,主食は五分がゆを使います。カレイを煮てほぐし,野菜は細かく切り,卵を半熟状にしておかゆの上に載せます。

材料(2人分)・栄養成分表示(合計)

ごはん 400g
アサリ(むき身) 80g
ニンジン 40g
シメジ 20g
ワケギ 20g
100g(2個)
A
だし 120g(3/5カップ)
しょうゆ 12g(小さじ2)
みりん 12g(小さじ2)
栄養成分表示(1食合計)
エネルギー 452kcal
タンパク質 14.7g
脂質 6.0g
塩分 2.0g

作り方

  1. アサリはざるに入れて振り洗いし,水気を切る。
  2. ニンジンは短冊に切り,シメジは小房に分ける。ワケギは3cmの長さに切る。
  3. 鍋にAを温め,2を入れて煮る。野菜に火が通ったら,1を加えて煮,溶き卵を回し入れ,ふたをして卵が半熟状になったら火を止める。
  4. 丼に熱いごはんを盛り,3を煮汁ごと載せる。

宗像 伸子(むなかた のぶこ)

 (有)ヘルスプランニング・ムナカタ主宰。女子栄養短期大学専攻科卒・管理栄養士。山王病院および半蔵門病院で管理栄養士として長年勤務。病院・クリニック・銀行のコンサルタント,東京家政学院大学客員教授のほか,生活習慣病予防を考える料理サロンを開催するなど多方面で活動。

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