2013年11月14日 18:00 公開

日本の糖尿病人口、世界ワースト9から10に

国際糖尿病連合調べ

 国際糖尿病連合(IDF)は世界糖尿病デーの11月14日、世界の糖尿病に関する最新調査をまとめた「糖尿病アトラス第6版」を発表した。世界の糖尿病人口(20~79歳)は、前回発表から1,100万人増の3億8,200万人。日本の糖尿病人口も微増したが、ワーストランキングでは9位から10位に後退(改善)した(関連記事)。

2035年には5億人突破の予想も

 「糖尿病アトラス第6版」によると、日本の成人糖尿病人口は約720万人で、昨年の710万人から微増。世界ランキングでは第1位の中国(9,840万人)、第2位のインド(6,510万人)、第3位の米国(2,440万人)をはじめ上位7カ国の順位は昨年同様だったが、第8位にドイツ(760万人)が新たに加わり、日本は昨年の9位から10位へと後退した。

 世界全体の糖尿病人口は3億8,200万人。日本が所属する西太平洋地域は最も糖尿病人口が多く、1億3,800万人を占める。特に2型糖尿病の人口は世界各国で増加傾向にあり、2035年の全糖尿病人口は5億9,200万人に達すると予想されているほか、今年1年で糖尿病により510万人が死亡し5,480億ドル(約55兆円)の医療費負担が発生するとの試算も示されている。

 IDF会長のMichael Hirst氏は「糖尿病の多くは予防可能。ただし、組織横断的かつ社会全体での取り組みなくしては(糖尿病人口が今後も増加するという)懸念が現実のものとなるだろう」とのメッセージを発している。

(編集部)

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