2015年01月26日 10:30 公開

"立ち会い出産でセックスレス"は本当か、家族計画協会が調査

 立ち会い出産は夫のトラウマとなり、その後の夫婦間セックスレスの原因になる―そんな話がまことしやかにささやかれている。しかし、日本家族計画協会が調査したところ、立ち会い出産した夫婦の方がしなかった夫婦よりもセックスレスの割合が少ないことが分かった。一方で、セックスレスの夫婦は44.6%に上り、妊娠と出産に関係するものが最も多かったという。

半数が立ち会い出産「経験あり」

 この調査は、2002年から2年に1回行われている「男女の生活と意識に関する調査」の第7回。2014年9月、16~49歳の男女2,676人(平均年齢=男性33.9歳、女性35.3歳)にアンケートを配布し、1,134人が回答、回答率は42.4%だった。

 その結果、セックスレスの夫婦は44.6%に上り、夫婦生活に積極的でない理由として、妊娠に関することが合計で最も多かった(関連記事:セックスレス夫婦4割半、理由は「疲れている」「面倒くさい」)。

 また、立ち会い出産の経験があるのは、子供のいる夫婦の50.5%に上った。このように一般的になってきた立ち会い出産だが、夫と出産の大変さや感動を共有できるというメリットの一方、デメリットも指摘されている。その一つが、出産の光景が夫のトラウマとなり、夫婦生活に影響してしまうというものだ。

夫の理解度が重要か

 ところが、今回の調査では、立ち会い出産の経験別のセックスレス率は、経験ありで44.6%に対して経験なしで55.0%と、立ち会い出産をした方が少なかった。

 同協会の北村邦夫理事長は「立ち会い出産できる夫婦は関係が円滑であり、それがセックスレスになりにくくしているのではないか」と話している。

 なお、男性が立ち会い出産の目的を理解しているとセックスレスになる割合がさらに低くなり, 「理解せず不安の中で立ち会った」の50.0%に対し、「目的を理解していた」は26.3%だった。女性の理解の仕方では差が見られていない。

(編集部)

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