2015年07月31日 06:00 公開

夏休みの自由研究に「目」の勉強、祖父母と一緒に

バイエル薬品「見たい! 知りたい! 目のかがく教室」開催

 失ったらつらい感覚の一つの視覚だが、目の仕組みや機能について知っている人は多くないだろう。こうした中、7月24日に都内で、小学生を対象にした夏休み自由研究向けの教室『「見たい!知りたい!目のかがく教室」~おじいちゃん、おばあちゃんと目のふしぎについて学ぼう~』(主催=バイエル薬品)が開催された。講師は、東京女子医科大学眼科学教室の飯田知弘教授で、26人の小学生(7~11歳)が祖父母や保護者らと参加した。

目でものを見る仕組みを学ぶ

 教室は、飯田教授が監修したテキストに沿って進行していく。1時間目は「目のふしぎ」。まず、参加者の児童たちが一緒に来た祖父母の目を絵に描く。各テーブルには色鉛筆やカラーペンなどが置いてあり、目の形や色をじっくりよく見て描いていく。

 テキストには眼球の断面図が描かれており、ものが見える仕組みをカメラに例えて学ぶ。自分の「利き目」をチェックしたり、「錯視」や動物の種類による視界の違いも学んでいく。また、アイマスクをつけて、スイカ割りや果物を匂いで当てるゲームをして終了した。

目の病気について調べよう

 休憩をはさんで2時間目「視力をまもろう」がスタート。近視、遠視、乱視、老視の違いや、それを補助するメガネとレンズの仕組みについて学習した後、白内障や緑内障、網膜の中心にダメージを受け、視野の中心が見えにくくなる加齢黄斑変性について学ぶ。

 ここで、アムスラーチャートという格子が描かれた図を使って、加齢黄斑変性かどうかをチェック。顔から30センチ離して片目ずつ調べる。線がゆがんだり、中心が見えなかったりする場合は加齢黄斑変性の可能性が...。

 児童たちには白衣が配られ、それを着て眼科医になったように祖父母に問診。喫煙の習慣や、緑黄色野菜を食べているか、眼科検診の有無などを聞いていく。

 加齢黄斑変性を8年前に発症したという患者の体験談を聞いたり、視力を守るための習慣について学び、最後は、児童から祖父母へ、アムスラーチャート付きのカードにメッセージを各々書いて渡した。児童たちには、修了証を授与。授業の後は、会場近くの六本木ヒルズの展望台を訪れた。

 参加者は「(孫の)ママが応募して今回参加しました。目についていろいろと勉強になりました」(65歳・女性)、「あんまり知らなかったけど、目について知ることができました」(9歳・小学4年生・女児)と語ってくれた。

(文・写真/藤村恭子)

関連リンク(外部サイト)