NY最新健康事情
2015年09月30日 10:30 公開

NYのハイジーン

 ニューヨーク(NY)から、こうして健康情報をお伝えできることをとてもうれしく思っています。私は、健康運動指導士のスタントン治子と申します。ヨガやピラティスなどを駆使し、NYでパーソナルトレーナーとして活動しております。できる限り「等身大の今」をお伝えしていきたいと思っています。

マンハッタンのベッドタウン

 私の住むところは、NY州のウエストチェスターというエリア。ニューヨーカーとして都心でバリバリ働いている人、働いていた人、ブロードウェイで女優だった人、日本人駐在員とそのご家族―そんな人々が住む、便利で環境の良い場所です。ビル&ヒラリー・クリントン一家の家もあり、都心からも電車や車で1時間以内の便利な場所でもあります。

 NYには日本と同じく四季があって、紅葉、雪、桜が美しい。ちょっと乾燥が気になるけれど、湿度が低いので、神戸で生まれ育った私には信じられないくらいカビが出ません。キッチン、冷蔵庫の中、風呂場と、清潔を保つのがあまり難しくありません。衛生(ハイジーン)を保ちやすい環境なのです。なので、空気が爽やか。これはカラダの健康を考えた時、とても大きな要素だと思います。関節に持病のある人にとっても、住むのに楽なエリアかもしれません。

 今朝、近所の郵便局で、杖を突いた70歳代の白人女性に出会いました。足元がゆらゆらしていて、見ると両膝が反対側に曲がっている! 歩けているのが不思議なほどでした。ところが、女性は明るく美しい笑顔とともに、「私の脚は以前、丘から落ちてこんなふうになったけど、杖もあるし、一人で、車を運転してどこにでも行くのよ」と、話してくださいました。文化や考え方、この女性の個性というよりも、このウエストチェスターの環境が、彼女を美しくしているように思えました。

 NYは多くの人種が一緒に住む場所です。多くの国からそれぞれの文化、食品、健康法が持ち込まれ、試され、淘汰(とうた)され、市民権を得てNYの一部になっていきます。日本食はオーガニックや健康志向スーパーマーケットにたくさん売られていて、すでに市民権を得ているようです。

スタントン治子(すたんとん・はるこ)

 神戸市生まれ。健康運動指導士、インド中央政府認定ヨガ教師、全米ヨガアライアンス250h、ピラティスPFA、シバナンダヨガ認定、ジャイロキネシス認定、パーソナルトレーナー。レヴァン(現ティップネス)のフィットネストレーナーなどを経て、1994年にパーソナルトレーニングを開始。ヨガやピラティスの講師や団体顧問トレーナーも務める。2013年、結婚を機に米国へ移住。現在は、マンハッタンのベッドタウンであるニューヨーク州ウエストチェスターでパーソナルトレーナーとして活動している。NHK総合の番組でジャイロキネシスの指導を依頼されるなど、メディア出演も多数。