2015年10月08日 10:30 公開

10月16日、東京タワーが緑色に―グリーンリボンキャンペーン

日本臓器移植ネットワーク&アステラス製薬

 「誰かのために、できること。みんなで意思表示の輪を広げよう」―日本臓器移植ネットワークとアステラス製薬は、臓器移植普及推進月間である10月に合わせ、「グリーンリボンキャンペーン」を展開している。グリーンリボンデーの10月16日には、東京タワーをはじめ全国の二十数カ所の建物を緑色にライトアップする「全国GREENLIGHT-UP Project」が行われる。

「ジブンゴト」として考える機会に

 臓器移植とは、重い病気により心臓や肝臓などの臓器の機能が低下して他の治療法がない場合に、臓器提供者(ドナー)の臓器を移植して健康を回復しようとする医療。日本で臓器移植の希望登録をしている患者(レシピエント)は約1万3,000人という。

 1997年に成立した臓器移植法により脳死からの心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸などの臓器提供ができるようになり、2010年には同法が改正され、本人の意思が不明のときでも家族の同意があれば提供は可能となり、15歳未満の子供からも提供ができるようになった。しかし、臓器の提供数は少なく、多くの人が移植を待ちながら亡くなっているのが現状だ。

 グリーンリボンは世界的な移植医療のシンボルで、グリーンは成長と新しい命を意味し、「Gift of life」(いのちの贈りもの)によって結ばれた臓器提供者と患者の命のつながりを表現している。本キャンペーンは、より多くの人に移植医療について理解してもらい、臓器を提供してもいいという人と移植を受けたい人が結ばれ、よりたくさんの命が救われる社会を目指している。

 「全国GREENLIGHT-UP Project」のほか、10月21日には東京・赤坂BLITZにて無料の音楽イベントが開催される予定。公式サイトでは、移植を受けた患者や、臓器を提供したドナーの家族による手記やドキュメンタリー映像を公開している。

(あなたの健康百科編集部)

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