NY最新健康事情
2015年12月14日 06:00 公開

NYの菊とカボチャ

 冬の訪れを知らせるように、ニューヨーク(NY)では菊とカボチャが町を飾ってくれます。私には「菊=仏花」もしくは「菊=ひらかた大菊人形」しか思い出せません。ずっと以前日本で、友人の彼氏がデートのとき、仏花を持って現れたというエピソードを思い出しました。彼は米国人でした。みんなで笑いましたが、彼にとっては仏花は、当時の日本には珍しい「気の利いた花のミニブーケ」だったようです。

「パンプキン」と「スカッシュ」の違い

 NYに越してきて、この菊とカボチャの風景に慣れてきました。私も今、日本で仏花を見たら、ミニブーケと思ってしまうかもしれません。近所の花屋には、美しいカーブを描いた色とりどりの菊と干したトウモロコシ、国旗が飾られていました。

 そしてカボチャはというと、とにかく町中にあふれます。あらゆるところに飾られます。日本のカボチャは「Kabocha Squash」と書かれて店頭に並んでいました。日本のカボチャは「スカッシュ」に分類されるのか...と首をかしげつつ、店を出てしまいました。

 英語でカボチャといえば「パンプキン(pumpkin)」ですが、「スカッシュ(squash)」とも言います。二つの違いは何なのかご存じでしょうか。実は、私はいまだにはっきりしません。NYの友人やインターネットで私なりに調べたのですが、やはりはっきりしません。外見はほぼ同じです。植物学的に知りたい!(編集部注:食用カボチャは「スカッシュ」で、「パンプキン」はハロウィーンなどに使われるオレンジ色の非食用カボチャを指すようです)

NYっ子大好き「バターナッツ・スカッシュ」

 NYのみんなが大好きなのは「バターナッツ・スカッシュ」。ヒョウタン型で色はベージュ。味はとっても甘くて名前から来るイメージを裏切らないおいしさです。日本でも売られているのかな? まだ食べたことのない人はぜひ食べてみてください。オーブンで焼いてバターを落として食べればデザート。マッシュしてスープにすれば体を温めてくれるゴージャスなディナーになります。

 中国では菊を薬のように食べますし、秋に食べるカボチャは冬の寒さに耐える体を準備してくれます。日本でも中国でもNYでも、自然の中に用意された体に良いものを発見し、知ってか知らずか生活に取り入れています。

スタントン治子(すたんとん・はるこ)

 神戸市生まれ。健康運動指導士、インド中央政府認定ヨガ教師、全米ヨガアライアンス250h、ピラティスPFA、シバナンダヨガ認定、ジャイロキネシス認定、パーソナルトレーナー。レヴァン(現ティップネス)のフィットネストレーナーなどを経て、1994年にパーソナルトレーニングを開始。ヨガやピラティスの講師や団体顧問トレーナーも務める。2013年、結婚を機に米国へ移住。現在は、マンハッタンのベッドタウンであるニューヨーク州ウエストチェスターでパーソナルトレーナーとして活動している。NHK総合の番組でジャイロキネシスの指導を依頼されるなど、メディア出演も多数。