2016年01月14日 18:00 公開

熱い風呂は冷え性に逆効果! より良い入浴法とは?

1月5日放送テレ朝「中居正広のミになる図書館」より

 熱い湯に長時間浸かって体を芯から温める―この時期、冷え性(冷え症)に悩む女性にはとって欠かせない生活習慣の一つではないだろうか。しかし、逆にこれが冷え性を悪化させているという衝撃の真実が、1月5日放送のテレビ朝日系バラエティー番組「中居正広のミになる図書館」で紹介された。その理由は? そして、冷え性改善のためのより良い入浴方法とは?

ぬるめの湯+乾布摩擦を推奨

 番組ではまず、冷え性に悩む女優の渡辺えりさんが、30年間続けているという入浴方法を紹介。それは、41度の熱めの湯に1時間浸かるもので、入浴中は夕刊3紙をじっくり読むことにしているそうだ。ちなみに、湯量は胸の下程度と少なめ。いわゆる半身浴だろう。ゲストでジャズピアニストの高木里代子さんは「半身浴を1時間続けると体重が1キロ減ります」と、別の角度からの効果を紹介した。

 ところが、番組に登場した「全国冷え症研究所」(東京都葛飾区)の山口勝利所長(理学博士)は、冷え性を理由に熱い湯に長時間浸かっていると、逆に冷え性が悪化してしまうと注意を促した。ショックを受けた渡辺さんが、思わず「冷え症、治ってない・・・」とつぶやくと、「悪化していると思いますよ」とダメ押しする山口所長。その理由について、次のように説明した。

 そもそも冷え性の人は、気温の変化に伴って血管が細くなったり太くなったりして体温を調節する機能が低下している状態にある。そんな人が熱い風呂に長時間入ると、さらに体温調節機能が乱れて血流が悪くなり、体は温まるどころか冷えてしまう。

 対処法として山口所長は、熱めではなく40度以下くらいのぬるめの湯の方が体の負担は少ないとアドバイス。「それでは寒く感じるのでは?」との声には、寒くなったら湯船から出て、暖かい場所で1~2分乾布摩擦をするとよいとした。その後、再び湯船に入ると汗がたくさん出るので、1時間も湯に浸かる必要がないという。ただし、乾布摩擦は、皮膚の弱い人の場合は注意が必要とのこと。

入浴後に水分取らないと細胞が老化する!?

 続いて山口所長は、半身浴で1キロ痩せるという高木さんの認識にも苦言を呈した。風呂に入って1キロ痩せたのはただの脱水症状で、体内の水分が失われただけと指摘。しかも、入浴後には水分を摂取しないと体の細胞が老化してしまうので気を付けた方がいいと念を押す。

 水着姿でのピアノ演奏が注目されている高木さんだが、この日の衣装も水着の上に薄手のブラウスを羽織っただけという極めて簡素なもの。この衣装が気になった山口所長は「代謝を上げて健康になりたいなら、腹巻で体を温めた方がいい」と助言した。苦笑する高木さんに中居さんは、「仕事だもんね」と助け舟を出した。

(萩原忠久)

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