2016年01月29日 06:00 公開

広瀬すずさんと一発ギャグ、介護もこなす「ペッパー」

ソフトバンク主催の展示イベントで

 ロボットが介護現場で働く日もそう遠くはないかもしれない―。1月27日、東京都内で感情認識ロボット「ペッパー(Pepper)」の企業活用に関する展示イベント「Pepper World 2016」(主催=ソフトバンクロボティクス、ソフトバンク)の記者説明会が開催された。ペッパーの企業での導入事例や介護現場での活用について展望が示されたほか、広瀬すずさんらゲストと共にペッパーが接客を行う携帯電話ショップのデモンストレーションが行われ、会場の関心を誘った。

医療・介護現場での活用が現実的に

 ペッパーは、2014年6月5日にソフトバンクグループが発表した世界初の感情認識パーソナルロボットで、2015年6月から一般向け販売を開始。同10月からは法人向けモデル「Pepper for Biz」の申し込み受け付けが始まった。

 ソフトバンクの宮内謙社長・CEOは、すでに銀行や自動車メーカーの店舗などで接客に利用されている現状に触れ、「3台のペッパーが、試験的に介護老人保健施設で高齢者と一緒に脳トレーニングや体操、合唱などのレクリエーションを行っている。エンターテイメントの観点で高齢者を笑顔にすることも新しい試みと考えている」と、介護現場での取り組みを紹介した。

 また、ソフトバンクロボティクス社長の冨澤文秀氏は、「200社以上の開発パートナーと共に、汎用(はんよう)性があり、業種別や完全にカスタマイズされたペッパー用のアプリを提供し、最新テクノロジーが体感できる世界にしたい」と話し、未来の医療・介護現場でのペッパーの活用が現実的なものとなっていると展望した。

 同説明会では3台のペッパーが「店長」「契約」「暇つぶし」のそれぞれの役割で、ゲストの女優・小泉今日子さん、女優・広瀬すずさん、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんと綾部祐二さんを、ギャグやゲームなどを交えて接客。ペッパーが接客を行う携帯電話ショップのデモンストレーションを行った。「暇つぶし」担当のペッパーと広瀬さんが、一発ギャグを披露する場面もあった。

 ペッパーが接客する携帯電話ショップは、3月28日に東京・表参道でオープンする予定だ。

(あなたの健康百科編集部)

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