NY最新健康事情
2016年03月07日 06:00 公開

NYの甘味料

 NYは今、大統領選で盛り上がっていますが、今回は甘味料の話。アガペシロップ、メープルシロップ、ココナツシュガー、ケインシュガー(サトウキビ糖)、ハチミツ、コーンシロップなど多数の天然甘味料に加え、NYでは人工甘味料がとてもポピュラーに使われています。

NYの不人気トップ甘味料は?

 NYのお母さんたちは特に甘味料の種類にうるさく、商品の裏側を見て種類を確認するほど。最も不人気なのは、「ハイフルクトース・コーンシロップ」という天然甘味料です。日本では「異性化糖」「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」と呼ばれており、ジュースなどに使われています。

 NYでは、お母さん方から「可能な限り家族に取らせたくない甘味料」とされているのですが、その理由の一つが、原料のトウモロコシがほとんど遺伝子組み換えであるという点。先日、新発売のパンケーキシロップの裏面を見たところ、体に悪そうな名前が並んでいても「ハイフルクトース・コーンシロップ」の文字はありませんでした。消費者が選ばなくなってきているのです。

 NYのお母さん方は人工甘味料にも敏感です。痩せられないどころか、体を悪くするという研究結果が出始めているからです。個人的に気になるのは、カラダにすむ悪い菌の大好物は、人工甘味料だという情報です。つまり、人工甘味料を使って「カロリーゼロ」にしても、結果的に悪い菌を活性化させて体の機能を弱らせたり狂わせたりし、太ったり、調子が悪くなったりするかもしれないということです。

 おいしいハチミツやサトウキビ砂糖を少しずつ、おいしく食べ続けたいと思うのですが、不健康な甘味料がはびこる昨今、何を食べるにもきちんと原材料を確認しないといけないようです。少しさみしいですね。

スタントン治子(すたんとん・はるこ)

 神戸市生まれ。健康運動指導士、インド中央政府認定ヨガ教師、全米ヨガアライアンス250h、ピラティスPFA、シバナンダヨガ認定、ジャイロキネシス認定、パーソナルトレーナー。レヴァン(現ティップネス)のフィットネストレーナーなどを経て、1994年にパーソナルトレーニングを開始。ヨガやピラティスの講師や団体顧問トレーナーも務める。2013年、結婚を機に米国へ移住。現在は、マンハッタンのベッドタウンであるニューヨーク州ウエストチェスターでパーソナルトレーナーとして活動している。NHK総合の番組でジャイロキネシスの指導を依頼されるなど、メディア出演も多数。