2016年04月22日 10:30 公開

あなたの一票を...がんと生きる人の絵画・写真コンテスト

一般ウェブ投票を実施中―第6回リリー・オンコロジー・オン・キャンバス

 がんと診断された人やその家族、友人による絵画や写真のコンテスト「第6回リリー・オンコロジー・オン・キャンバス」で、一次審査を通過した12作品を対象に一般ウェブ投票が実施されている。「がんと生きる、わたしの物語。」がテーマ。PCやスマホなどで誰でも簡単に投票できる。コンテストを主催する日本イーライリリーは、「テーマにふさわしく、制作エピソードについてのエッセイとともに最も心に響いた作品に投票してほしい」としている。投票の受付は5月29日まで。

言葉にならないメッセージがつまった12作品がノミネート

 「リリー・オンコロジー・オン・キャンバス」は、がんと診断された患者やその家族、友人などを対象に、日本イーライリリーが2010年から毎年主催している絵画や写真のコンテストだ。がんと告知されたときの不安、がんと共生していく決意、そしてがんの経験を通して変化した自分の生き方など、言葉だけでは伝えきれない想いを絵画や写真で表現し、分かち合ってもらう「場」として創設されたという。

 今回6回目となる同コンテストのテーマは「がんと生きる、わたしの物語。」。現在、審査員による一次審査を通過した12作品を対象に、一般ウェブ投票を実施している。ノミネートされた作品は、がんとともに生きる人たちの言葉にならないメッセージがたくさん詰まった作品ばかりだ。

 一般投票は「リリー・オンコロジー・オン・キャンバス」公式サイトまたはFacebookで受付中。一般投票専用フォームで「絵画部門」「写真部門」の作品と制作背景を綴ったエッセイを確認し、各部門で最も心に響いた作品にチェックを入れて投票ボタンをクリックするだけだ。最も多く票を獲得した作品には「一般投票賞」が贈られる。受賞者は7月上旬に開催予定の「授賞式」で発表される。

 過去の受賞作品は、全国各地の医療機関や疾患啓発イベントなどで展示されている。前回(第5回)の一般投票による受賞作品は、絵画部門が「私たちの庭」(池田奈央さん)、写真部門が「バトンタッチ」(渡邊浩子さん)。以下にそれぞれの作品とエッセイ(抜粋)を紹介する。

絵画部門の受賞作品「私たちの庭」(池田奈央さん)

絵画部門の一般投票による受賞作品高3の春、母のガンが見つかりました。母はもちろん、私たち家族もガンの恐怖と闘っていました。その恐怖は糧となって、家族一人一人の心に何かが咲いたのでしょう。私の心には、真っ赤なカーネーションが綺麗に咲きました。

 写真部門の受賞作品「バトンタッチ」(渡邉浩子さん)

子供を授かり夫婦になって1年2カ月、息子の誕生日の2日前に夫は旅立ちました。この光景は夫が息子に私の事を守ってやるようにとバトンタッチしているように思えました。息子のおかげで私達は夫婦に、そして家族になれ、ガンと一緒に戦うことが出来ました。

 (あなたの健康百科編集部)

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