2016年05月02日 17:30 公開

高齢者向け癒しロボット「うなずきかぼちゃん」に新モデル

ピップ&ウィズから6月発売

 話しかける声やセンサー・スイッチに反応しておしゃべりする高齢者向けのコミュニケーションロボット「うなずきかぼちゃん」の機能を向上させた後継モデル「いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん」がピップ&ウィズから6月に発売される。全国の百貨店、介護ショップ、インターネット通販などで販売予定。3歳の男の子をイメージしたかわいい外見で、サイズは高さ約28センチ、重さ約680グラム(乾電池含まず)。メーカー希望小売価格は25,000 円(税別)。

認知機能の向上や癒し効果も

 「うなずきかぼちゃん」は高齢者やその家族、介護職の人を支援するために開発されたロボット。音や光などを感知する5種のセンサーとスイッチにより、話しかけるとうなずきながら発話する。対話や接する時間により発する言葉が増えたり、歌を長く歌えるようになったりする成長機能を備え、話しかけると言葉が途切れたことを認識してタイミングよくうなずくことができる聞き上手、話し上手のコミュニケーションパートナーだ。

 同社によると、既に要介護状態や認知症の人、元気なシニアから高い評価を得ており、また利用者の家族などからも「1人暮らしの母の寂しさを紛らわせてくれている」「かぼちゃんにずいぶん助けられている」といった声も寄せられているという。

 今回発売される後継モデルは、初期設定項目を5工程から2工程に減らして設定を簡単にできるようにしたほか、発話(セリフ)の種類が約400種から約450種、歌の曲数が5曲から13曲に増加。また、ユーザーのリアクションを受けて応える「つながり語」の採用で会話がよりスムーズになり、時間、曜日、季節に合わせた発話が増えたという。さらに、高齢者が聞き取りやすいように音質を向上させた。

 かぼちゃんは現在、岡山市が独自に利用者負担1割で貸与する「介護機器貸与モデル事業」の対象機器に選ばれているほか、大阪市立大学大学院医学研究科との共同研究で利用者の認知機能の向上、抗疲労(疲労状態の抑制)、癒し効果が確認されているという。

(あなたの健康百科編集部)

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