NY最新健康事情
2016年11月07日 17:00 公開

NYの大統領選

 携帯電話の待ち受け画面に、お知らせが表示されました。何かのイベントかと思ったら、「大統領選の登録は済ませましたか? 明日が登録最終日です。まだの方はこちらから」。米政府は「フェイスブック」に公式ページを作成し、大統領選の登録ページに誘導しているのでした。米国では、選挙の前の登録が必須です。残念ながら、私はまだ市民ではないので登録はできませんが、選挙にはとても興味があります。なぜならヒラリーさんは、私と同じニューヨーク(NY)・ウエストチェスターの住民ですし、トランプさんは先日、氏が育った家が売りに出されて評判になっていて、どちらもNYに縁があり、個性的で面白い人物だからです。この2人が大統領選を戦っている米国って、つくづく面白い国だと思います。

大統領選には体力と精神力が必要

 さて、ヒラリーさんが一時、健康問題で立場を危うくしました。「健康でない人に大統領の激務は無理である」と。その通りです。その時、年齢が注目されました。私の夫は、ヒラリーさんが自分の母親と同じ年齢ということを知り、とても神妙な顔をしていました。ちなみにトランプさんは、すかさずテレビ番組で、自身の健康診断票を公表し、健康体をアピールしました。

 NYに住んでいると、一般的に年齢はあまり重要視されません。実質が重要だからです。しかし今回、やはり、年齢は重要であることを認識させられました。あなたは、ヒラリーさんやトランプさんの年齢(68歳、70歳)になったとき、何をしていたいですか? 例えば、全米を飛行機で旅行し、行く先々で新しい友人を作り、その友人を束ね、自分の問題だけでなく、その友人や家族の問題を解決したいと言い、励ます。しかも1年間ほぼ毎日。これ、2人が今行っていることです。改めて、すごい精神力と体力です。

 いろいろな健康法がありますが、人生の目的が見えた時に今、何が自分に必要か、何を食べて、何をするべきか、おのずと見えてくるかもしれません。現状の分析や他人との比較ではなく、純粋に「どうなりたいか」。これ、結構難しく、かなり大切と思うのです。ちなみに、私と夫が70歳前後になったとき...家のローンがまだ終わっていません(泣)。

スタントン治子(すたんとん・はるこ)

 1967年、神戸市生まれ。1983年からインストラクター、トレーナーの仕事を開始。体が弱かった幼少期、股関節に障害を負った10代の経験から、体の構造、健康について学ぶ。1994年、東京にてパーソナルトレーニングサービス開始。女優・大竹しのぶさんや、ヴァージン・アトランティック航空元日本支社長(現香港エリアマネジャー)のポール・サンズ、チエコ夫妻ら多くの著名人・財界人にトレーニングを提供。2014年、結婚を期にニューヨークへ移住し、同地でもパーソナルトレーナーとして活動を開始した。「STANTON'S」代表、健康運動指導士、インド中央政府認定ヨガインストラクター。


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