ガガ御用達「5ファクター・ダイエット」に挑戦

2016年12月16日 10:30 公開

ガガ御用達「5ファクター・ダイエット」に挑戦

巨漢ライターが1週間実践!

 さまざまなダイエット法が話題になっては消えていく中、現在にわかに注目を浴びているものがあるという。「ファイブ・ファクター・ダイエット」と呼ばれるこのダイエット法は、ハリウッドのセレブを多く指導するトレーナー、ハーレイ・パスターナック氏が考案したもので、レディー・ガガやジェシカ・シンプソン、ハル・ベリーらも実践したといわれている。どんなダイエット方法で、どれほどの効果があるのか―。業界屈指の巨漢ライターが体を張って試してみた。

複数の「5」にまつわるルール

 「ファイブ・ファクター」は「5つの要因」という意味。このダイエットには、この「5」という数字に大きく関わるルールで構成されている。

 まず、食事の回数は1日5食に分けて食べるというルールがある。その食事の内容にも、

  1. 摂取するカロリーの半分が炭水化物になるようにする
  2. 脂質の少ない良質なタンパク質を摂取する
  3. 1食当たり5~10グラムの食物繊維を摂取する
  4. 脂質は良質な油から摂取する
  5. 水分を多めに取る

―という5つのルールがある。

 加えて、週に5日は25分程度の運動を行うなど、まさに「5」尽くし。ちなみに、週に1日はダイエットを休んでいいという決まりもあるらしい。

 1日5食に分けるというのは、以前挑戦した「8時間ダイエット」とはベクトルが反対方向のダイエットのようだ。なお、効果が表れるのは「5」週間続けてからということだが、今回は都合上、1週間での効果を検証した。

常に中途半端な空腹感

 まず、ファイブ・ファクター・ダイエットを始める前にビフォアの体重を測ろうと体重計に乗ると......なんと、200キロまで測れる機器で計測不能になるという緊急事態が発生。前回のダイエット企画を終えてからかなり油断していたとはいえ、この増え方には危機感を覚え、今回の企画への思いを強くした。

 このダイエット法の要である食事だが、均等に時間を分けた方が望ましいので、筆者の主な活動時間が午前10時~午後2時ごろということを考え、10時半、午後2時、午後5時半、午後9時、午前0時半の5回に食事を取ることにした。

 上記の5つの食事ルールから主に、

  • 小さいおにぎり1個かロールパン1個
  • サバ缶や鶏胸肉などのタンパク質
  • 以前にダイエット企画で挑戦した時に大量に買い置きしたココナツオイル
  • 野菜ジュース

―という組み合わせを食べていた。ダイエットということもあり、1回当たりの食事量を少なめに設定していたので、常に空腹ではないが満腹でもないという状態。これが最初に予想していたよりも非常に精神的にくるものがあったのだ。

 たびたび比較して申し訳ないが、以前行った「8時間ダイエット」も絶食時間のつらさはかなりのものがあったのだが、あれはいくらでも食べてもいい時間があったので、常に中途半端な腹の空き具合で過ごさないといけない今回のダイエットよりはマシだった。

 予想外のつらさに、当初は4日目に予定していたダイエット休止日を、1日早めて3日目にしてしまった。おかげで、後半の4日間は輪をかけて苦しくなったことは言うまでもない。

5キロ以上の減量に成功も...

 また運動は、休止日と最終日を除いて毎日30分~1時間のウオーキングを行った。食事制限と運動を同時に行うのはダイエットの王道だが、満腹感を味わうことなく運動までするのはなかなか厳しい。ファイブ・ファクター・ダイエットは「ストレスが少ない」のが売りだそうだが、筆者にとっては他のダイエットと変わらないような気が...。

 そんな1週間を過ごしたのち、体重は195キロに減っていた。実施前が200キロ以上なので、少なくとも5キロは減量したことになる。

 今回の実践では効果が確認されたファイブ・ファクター・ダイエット。しかし、「食事制限をして運動すれば痩せる」という王道のダイエット法に、「5」にまつわる各種ルールというちょっとしたパッケージを施し、そこに1週間のうち1日だけダイエット休止していい日があるというエクスキューズを足しただけのもので、これが続けられる人は普通のダイエット法でも成功するのではないだろうか。

 もちろん、健康的に痩せるアプローチとしては良いと思う。ただ、それなりに真剣な気持ちで臨まないと挫折する可能性が高いだろう。

(文・写真/阿左美賢治)

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