2017年01月27日 06:00 公開

女性の睡眠時間、不足も過多も体に悪い

アトピー性皮膚炎や喘息のリスクに

 寝不足が続いて目の下にクマが・・・とか、プツプツと吹き出物が・・・など、朝、鏡で自分の顔を見て凹んだ経験のある女性も多いのでは。睡眠不足は女性のお肌にとって大敵だが、どうやら大敵なのはお肌だけではなさそうだ。韓国の順天郷大学校をはじめとする研究グループによると、若い女性は、睡眠時間が5時間以下もしくは9時間以上だと、アトピー性皮膚炎や喘息の発症リスクが高まるのだという。詳細は、12月12日に発行された医学誌「Asian Pacific Journal of Allergy and Immunology」(電子版)に掲載されている。

寝不足の女性はアトピー66.5%、喘息55.3%のリスク上昇

 睡眠時間がアレルギー疾患に影響を及ぼすと言われているが、これについて、より詳しい調査が求められていた。

 そこで、研究グループは、2008~2010年に行われた韓国の国民健康栄養調査から、19~39歳の男性4,239人、女性5,909人のデータを抽出し、睡眠時間とアレルギー疾患との関連について調べた。

 睡眠時間は自己申告によるもの、アトピー性皮膚炎と喘息の発症は記入した質問票から調べた。

 その結果、女性の場合、アトピー性皮膚炎の発症リスクは、睡眠時間が7時間の人に比べて、5時間以下の人では66.5%、9時間以上の人では74.6%、それぞれ上昇した。

 また、喘息の発症リスクは、睡眠時間が7時間の人に比べて、5時間以下の人では55.3%、9時間以上の人では56.9%それぞれ上昇したという。

 ところが、男性にはそうした関連性は見られなかったという。

 普段は寝不足で、その分、休日に寝だめするといった生活は、美容だけでなく、健康のためにも慎んだほうがよさそうだ。

(あなたの健康百科編集部)

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