2017年04月28日 06:00 公開

「市大ストレッチ」で、疲れを吹っ飛ばせ

大阪市立大学がオリジナルストレッチを開発

 新年度がスタートした。進学や進級による慣れない生活で無意識のうちにストレスがかかり、ドッと疲れが出ている人もいるかもしれない。このたび大阪市立大学は、同大学の都市健康・スポーツ研究センターの教員と共同で、主に学生と教職員の健康増進を目的としたオリジナルストレッチ「市大ストレッチ」を開発し、総勢200名が出演したレクチャー動画をYouTubeに公開した。

疲れた身体を「市大ストレッチ」でリセット

 「市大ストレッチ」は、イスに座ったまま体をほぐすことができるよう考案されたもので、授業や会議の後にも気軽に行える。

 開発のきっかけは、都市健康・スポーツ研究センターの横山久代准教授が、授業中の学生の姿勢の悪さに気付いたことだったという。「授業中に教壇から見た学生の姿勢が、とても気になっていました。猫背であったり、ノートと目の距離が近かったりするのです。最近は、肩凝りを訴える学生も多いです。PC・スマホフレンドリーな世代であり、将来VDT(Visual Display Terminal)障害に伴う眼精疲労やメンタル面への影響が心配で、何か対策はないかと思案しました」

 そうして開発された「市大ストレッチ」は、筋肉の硬さが分かる「筋硬度計」という測定器を用いて、筋緊張の改善効果を確認した上で作成された。

 授業終了後にレクチャー動画を再生し、その場にいる全員でストレッチを行うことで、肩凝りや眼精疲労からの回復、作業効率の改善に役立つだけでなく、参加者の一体感を生むことが期待されるという。

 また、同大学では、学生や教職員など総勢約200名が出演するレクチャー動画(2分43秒)を制作し、YouTube公式チャンネルで公開した。撮影はキャンパス内を中心に合計15カ所で行われた。ストレッチのやり方やその効果が分かりやすく説明してあり、同大学の関係者だけでなく、他の学校や企業、一般の人も活用できる。

 「笑顔あふれる知と健康のグローカル拠点」をスローガンに掲げる、大阪市立大学らしいユニークな取り組み。横山准教授は、「学生の皆さんには、日々の生活習慣で想像以上に負担を強いている身体をリセットしてほしい。そのためのセルフケアの術として、『市大ストレッチ』を身につけ、明日の元気につなげてほしい」とコメントしている。

(あなたの健康百科編集部)

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  • 「市大ストレッチ」動画