2017年11月28日 06:00 公開

刺さった釣り針を抜く「驚きの方法」

痛くないって本当?!

 誤って指などに釣り針が刺さってしまった場合、釣り針には「かえし」があるのでなかなか抜くことができない。こうした時、つり愛好家などで言われているのは、針先を貫通させるやり方だ。もちろんこの方法も「アリ」だが、米国の家庭医が作る学会(米国家庭医学会)の公式サイトでは驚きの方法も紹介している。隠岐の島で医師をしている白石吉彦氏(隠岐島前病院院長)が教えてくれた方法を伝授する。

それでも、素人はおとなしく病院へ直行すべき

  釣り針が刺さった場合の通常の抜き方は、釣り糸を付ける側(シャンク)を切断し針先を貫通させて抜くか、そのまま貫通させ「かえし」をペンチなどでつぶしてから刺さった方向に戻して抜く方法だ。

 それに対して「驚きの方法」とは、刺さった状態の針に糸をかけてただ引っ張るという方法。コツは、シャンクを指で押さえて針先を抜けやすい方向にしてやることらしい。ちょっと痛そうだが、意外なやりかたであっけなく抜けるようだ。米国家庭医学会の公式サイトでは"String-Yank Technique"の名称で紹介されている()。YouTubeでは実践した動画がいくつもアップされている。

 非常時にはぜひ試してほしい、といいたいところだが、やはり素人が試すのは危険かもしれない。釣り針が刺さった際には、状況が許すなら急いで病院に行くのが賢い選択だろう。病院であれば局所麻酔を使ってくれることもあるそうで、それならば全く痛みがない。

 また、あれこれ自分で試してシャンクを切断するなどすると、医師はString-Yank Techniqueが使えなくなるので、何もせずおとなしく病院に向かうのをお勧めする。

(あなたの健康百科編集部)