2017年12月25日 15:35 公開

平均寿命1位、男性は滋賀、女性は長野

厚労省・2015年都道府県別生命表を公表

 厚生労働省は12月13日、2015年都道府県別生命表を公表した。この生命表は、死亡状況を都道府県単位で比較分析するため、国勢調査による日本の人口(確定数)と人口動態統計(確定数)による日本人の死亡数、出生数を基に1965年から5年(国勢調査年)ごとに作成されており、今回が11回目となる。都道府県別の平均寿命は、男性は滋賀県、女性は長野県が最も高く、男女とも青森県が最も低くなっている。

男女とも前回調査より平均寿命延長

 今回の生命表で、全国の平均寿命(0歳の平均余命)は男性で80.77年、女性で87.01年だった。都道府県別に見ると、男性では滋賀県(81.78年)が最も高く、長野県(81.75年)、京都府(81.40年)が続き、女性では長野県(87.675年)が最も高く、次いで岡山県(87.673年)、島根県(87.64年)の順となっている(表1)。平均寿命が最も高い都道府県と最も低い都道府県(男女とも青森県)との差は男性3.11年、女性1.74年となっている。

表1. 都道府県別の平均寿命

 平均寿命の男女差は全国で6.23年であるが、都道府県別では青森県が7.27年と最も差が大きく、次いで沖縄県(7.17年)、鳥取県(7.10年)となっている。一方、男女差が最も小さいのは愛知県の5.76年、次いで滋賀県(5.79年)、岐阜県(5.82年)の順であった。1965年以降の平均寿命の推移を見ると、常に上位10位以内に入っているのは、男性では長野県、神奈川県の2県、女性では沖縄県、岡山県の2県であった。

 前回調査時(2010年)と今回を比べると、男女とも全都道府県で平均寿命は伸びている。顕著な伸びを示したのは、男性では長崎県(1.50年)、山口県(1.48年)、青森県(1.39年)、女性では鳥取県(1.19年)、群馬県(0.93年)、兵庫県(0.93年)であった。

全国の死因別死亡率トップは悪性新生物

 全国の死因別死亡率は、男女とも1位は悪性新生物(男性29.38%、女性20.35%)で、2位は心疾患(高血圧性を除く、以下同)であった(同14.26%、17.41%)。悪性新生物に心疾患、脳血管疾患を合わせると、男女ともに約半数を占めた(表2)。

表2. 日本全国における死因別死亡確率

(表1、2とも厚生労働省発表資料)

(あなたの健康百科編集部)