歯の痛み・神経

2012年1月26日 12時0分 掲載

専門家にきいてみよう

質問

どうしても歯を抜きたくないのですが、歯の神経を抜く治療方法で残せないでしょうか?

回答

歯の崩壊程度によりますが、無理に残すと「歯の長持ち」は確約できません。

詳細

 むし歯の進行具合や歯の崩壊の程度により異なりますが、再感染を抑えながらの治療は難しい場合が多く、歯内療法(しないりょうほう)の成功率は下がります。

 特に、むし歯が歯の根に広がって歯肉の内側、そして骨にまで炎症が進行している場合は、歯肉を剝がして根の先を切開して洗浄し、根の一部を切断して閉鎖します。感染して溶けた骨も切り取ります。

 あるいは、感染が歯肉の内側まで大きく届いてしまった場合や、亀裂が歯の根元のほうまで及ぶ場合、また、根の治療が終わってもすぐに詰め物・かぶせ物で修復、完成せずに放置していた場合には、歯の根の再治療を行う確率が高くなります。

 これらの状態では、抗生物質やレーザー治療、洗浄をしっかり行っても、歯の質そのものが「シイタケのほだ木(椎茸を採集したあとのスカスカのシイタケ栽培用の木)」のようになっているため歯自体の元気はなくなっています。

 一時は良くても、再発が短期に繰り返されるような、ぎりぎりの処置をすることは、歯や周辺組織に損傷を与えますから、考え物です。

 また、根の治療が終わってもすぐに詰め物・かぶせ物などで修復せずに放置していた場合には汚染が発生し、弱った歯に目には見えない破折(はせつ)が生じ、その結果細菌が増えて再発の危険が増します。無理な歯の保存は、予後(歯の長持ち)が確約できませんので、リスクについて歯医者さんからよく説明を受けて、抜歯か歯を残すかはご自身で納得して決めることが大切です。

<おまけの知識>

 大事なことは、「治療だけに頼らない」ことです。ご自身でできる口腔ケアを心がけてください。口腔内を改めて清潔にしていただきます。

  ●舌の色を見たことがありますか?

  ●舌の色はピンクですか?

  ●舌に白いコケは付いていませんか?


 舌磨き用の小道具がありますから、まずお口をご自身できれいにしてください。

 歯を磨くことは当然ですが、舌のお掃除もしましょう。

 お口の中のばい菌を減らしましょう。


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歯を削ることなく、歯の白さを獲得する治療方法です。歯科医院で処置を行う方法と、自宅でトレーを装着する2つの方法があります。