小学生の娘に白髪が…

小学生の娘に白髪が…

じゅんこ(女性 40代)

2012年2月7日 掲載

小学生の娘の髪に先日、白髪があるのを発見しました。
やはり白髪とストレスは関係しているのでしょうか。



関係している可能性はあります。

 白髪は、髪の色のもとであるメラニン色素を作っているメラノサイト(色素細胞)や色素幹細胞の働きが衰えることで色が付かないまま生えてしまったものです。

 メラノサイトや色素幹細胞の衰えは、加齢や遺伝、ストレス、栄養の不足、生活習慣、病気などが有力な原因とされていますが、これといって特定できません。

 子供の場合は、加齢は当てはまらず、遺伝によるものが大きいとされています。両親や祖父母が白髪になりやすい体質だと、その体質を受け継いでいることが多いといわれています。しかし、遺伝による白髪の発生について、詳しいメカニズムはまだ分かっていません。

 ご質問のように、ストレスも原因として考えられています。子供社会といえども厳しいので、友人関係や学校、家庭内のことなどで悩んでいると、白髪になることはあります。

 白髪を見つけたら、まずはストレスや悩みを抱えていないかを観察して、会話やふれあいを多く持つようになさってください。

 偏食による栄養不足はないか、食生活の見直しを図るのも大切です。子供は回復力が強いので、ストレスなどが原因の場合は、その原因を取り除くことで、黒い髪に生え変わる可能性は高いでしょう。

 また、病気によって白髪が増えることもあります。突然、白髪が増えたり、気になったりした場合には、皮膚科を受診し、病気との関連性について診てもらいましょう。

中野 里美(なかの さとみ)
中野里美先生

1990年、東京女子医科大学卒業後、慶應義塾大学医学部内科学教室に入局。都立広尾病院、国立病院機構栃木病院などを経て、2007年から三菱UFJニコス株式会社診療所勤務。同社において初代統括産業医として、社員の健康管理を行っている。 日本内科学会総合内科専門医、日本糖尿病学会専門医、日本医師会認定産業医、労働衛生コンサルタント。

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