2014年01月21日 公開

女性は注意! 砂糖入り飲料の飲み過ぎで子宮体がんに

米研究

 女性がコーラやジュースなど砂糖入りの飲み物(加糖飲料)を飲み過ぎると、子宮体がんになる危険性が高まるという研究結果が発表された。米ミネソタ大学公衆衛生学部のMaki Inoue-Choi氏らは、加糖飲料を多く飲んでいる女性で子宮体がんにかかる割合が高まっていたと、米医学誌「Cancer Epidemiology, Biomarkers Prevention」2013年12月号(2013; 22: 2384-2394)に発表した。

飲まない人の1.8倍

 Inoue-Choi氏らは、閉経後女性2万3,039人を対象に、加糖飲料や果汁飲料、砂糖なしの飲料、甘い菓子、澱粉、砂糖をどのくらい食べているのかを調べ、1986から2010年まで追跡調査。子宮体がんとの関係を分析した。

 子宮体がんの発症に関係するさまざまな要素の影響を除外して検討した結果、加糖飲料を飲む量が増えるにつれて子宮体がんになる危険性が高まり、飲む量によって5つに分けたうちの最も多いグループの子宮体がんリスクは、加糖飲料を飲まない人に比べて1.8倍になっていた。

 この関連は砂糖を多く取る女性でも見られたが、いずれも発症リスクが上がったのは子宮体がんの中でも女性ホルモンのエストロゲンが影響する「Ⅰ型(エストロゲン依存型)」のみ。エストロゲンが影響しない「Ⅱ型(エストロゲン非依存型)」では関連が認められなかったという。

 加糖飲料は肥満や糖尿病を招くとされており、加糖飲料に関連して年間18万人が死亡しているという(関連記事)。このため、加糖飲料に課税する"ソーダ税"を導入しているフランスをはじめ、各国で加糖飲料を規制する動きが出ている。

(編集部)

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