2014年04月07日 公開

結婚決めたら相手と一緒に受診を! 神戸大リウマチ教室

 結婚生活にはお互いの協力が不可欠だが、関節リウマチ患者にとっては相手の理解が特に重要となる。2月27日に開催された神戸大学の整形外科リウマチ教室「若いリウマチ患者さんへ:就職や妊娠、育児について」で、同科の三浦靖史准教授は関節リウマチ患者の結婚について講演。「結婚を決めた時にはぜひ、相手と一緒に受診を」と呼びかけた。

相手の理解あると治療経過が良好に

 関節リウマチの治療を受けていても、もちろん結婚も出産も育児も可能だ。しかし、その時々で気を付けなければならないポイントがある。関節リウマチ治療に使う薬の中には、妊娠を希望する場合に使えないものもあり、妊娠・出産・育児に向けて治療法を検討する必要があるので、計画的に進めていかなければならない。

 そのためには、妊娠に関する注意事項や今後の治療方針について相手にも理解してもらうことが、より良い療養をする上でとても大切だと三浦准教授は強調する。

 三浦准教授は「最近の男性は優しくなったし、関節リウマチ治療の説明にも耳を傾けて質問してくれる。治療に積極的に関わってくれる人が増えた。家族の理解がある人では、治療経過も良好な傾向が見られる。自分の病気のことを自分の口から伝えるのは意外と難しいものなので、ぜひ相手にも診察室に足を運んでもらって、一緒に主治医から話を聞く機会を設けてほしい」と促した。

(長谷川 愛子)

神戸大学 整形外科リウマチ教室
 神戸大学整形外科では、関節リウマチ患者が自分の病気についての理解を深め、より良い療養生活を営めるアドバイスを伝える目的で、2003年から毎月1回、同大学病院で患者教室を開講している。同院に通う人だけでなく、他の医療機関や診療科で治療を受けている関節リウマチ患者、患者の家族、医療関係者など、関節リウマチに関心を寄せる全ての人に門戸を広げている。

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