2015年05月28日 10:30 公開

使い捨てコンタクト、ネット購入者の眼科受診率3.2%

ジョンソン・エンド・ジョンソン調べ

 ジョンソン・エンド・ジョンソンは、使い捨てコンタクトレンズを週に4~5日以上使用している全国の12歳(中学生以上)~59歳の男女1,000人に眼科受診に関する実態調査を行った結果、インターネットで購入する人の8割は受診の重要性を感じているものの、実際に購入時に検査を常に受けている人は3.2%と極端に引くことが分かったと発表した。普段、眼科に受診する頻度もコンタクトレンズ販売店で購入する人に比べて少なかったという。

「ネット以外で購入」の受診率は47.6%

 調査によると、コンタクトレンズをインターネットで購入している人は全体の34.5%で、専門店や量販店で購入している38.4%に次いで主要な購入先となっていた。

 ネットで購入する理由を順に選んでもらったところ「金額が安いから」が1位で68.1%を占め、2位には「眼科を受診する手間が省けるから」が49.9%だった。「自分の都合のいい時に注文・受け取りができるから」を3位に挙げる人が41.7%と多かったが、1位に挙げる人も22.3%いた。

 ネット購入者に、ネットで購入することに対してどのように思うかを聞いたところ「きちんと医師の診断を受けたほうが良いとは思う」には81.1%、「視力の変化や、目に異常がないので、インターネットで十分である」には77.1%が当てはまると回答した。

 このように8割の購入者が眼科を受診する事の重要性を認識しているが、実際に「購入する際は常に検査を受けている」人は3.2%で、ネット以外で購入している人の47.6%とは大きな差があった。ネットで購入している人は不安はあるものの、自覚症状が特にないため、金額や利便性を優先していることが伺える。

定期的な受診を

 普段、眼科の検査をどのくらいの頻度で受けているかを聞いたところ、全体の平均は9.6カ月に1回だった。「2~3カ月に1回」受診する人は病院・一般眼科に隣接しているコンタクトレンズ販売店で購入する人は43.7%だったが、ネットでの購入者では5.8%で、「2~3年に1回以下」受診する人が47.5%で最も多かった。

 7カ月以上検査を受けていない人に定期的に受けない理由を聞くと、「目にトラブルがなく、検査の必要を感じないので」が70.5%で最も多く、そのほか「検査を受けるのが面倒なので」(36.8%)、「検査を受ける費用を節約したいので」(22.1%)などが挙がった。

 今回の調査結果を受け、日本コンタクトレンズ学会の宇津見義一理事は「昨今は眼科医の診察を受けずにインターネットや雑貨店でコンタクトレンズを購入し、正しい取り扱い方を知らずに眼障害を発症させるケースが多い。コンタクトレンズを使用するには眼科医の検査や処方を受け、決められた装用方法(装用時間、装用期間)を守り、定期検査を受け、適切なレンズケアを行うことなどが大切だ。コンタクトレンズ装着中に目が充血するなどの自覚症状がなくても、定期的な検査により異常が早期に発見されることがある」とコメントしている。

(あなたの健康百科編集部)

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