2018年02月22日 06:00 公開

2月22日は頭痛の日

 頭痛に関する知識の普及啓発などを目的に、2012年に日本頭痛協会が2月22日を頭痛の日と制定した。日本頭痛協会では2013年から毎年、頭痛の日啓発ポスターをつくっている。慢性頭痛に悩む人たちが結成した頭痛撲滅委員会が頭痛のつらさを世間に訴える日として、ず(2)つう(2)の語呂から2月2日を頭痛の日と2001年に制定したが、現在は活動していない。

 急性頭痛ではくも膜下出血や髄膜炎など緊急加療を要する疾患を見逃さないように注意し、進行性頭痛では脳腫瘍や慢性硬膜下血腫の可能性も考える。三叉神経痛にはカルバマゼピン、側頭動脈炎には副腎皮質ステロイドを用いる。片頭痛の発作時にはトリプタン系薬、予防にはロメリジンを用いることが多い。片頭痛の痛みと光過敏にカルシトニン遺伝子関連ペプチド受容体が関与しており、片頭痛の予防に同受容体を抑制するモノクローナル抗体を用いる治験が行われている。erenumabの結果はNew Engl J Med(2017; 377: 2123-2132)に、fremanezu­mabの結果は同誌(2017; 377: 2113-2122)に発表されたが、両薬とも約半数の患者で片頭痛の頻度が半減した。注射部位の発赤以外の副作用は少なく、1カ月に1回の皮下注で頻度と重症度が減少する。

(あなたの健康百科編集部)