2018年06月07日 06:00 公開

6月7日は緑内障を考える日

 緑内障に関する啓発と情報発信、患者やその家族との交流と情報交換を目指して活動を行っている緑内障フレンド・ネットワークが2005年に6月7日を緑内障を考える日に制定し、日本記念日協会が認定した。失明の原因として最も多い緑内障について広く考え、1年に1度は緑内障の検診を受けるように呼びかける。日付は6と7で「緑内(りょくない)」と読む語呂合わせから決めた。

 緑内障は視神経と視野に特徴的変化を呈し、眼圧を下降させることにより視神経障害を改善しうる疾患で、日本での有病率は約5%である。早期発見・早期治療できれば失明に至らずに済むが、緑内障があるのに気付かず過ごしている人も多い。緑内障には開放隅角緑内障、閉塞隅角緑内障があり、開放隅角緑内障の方が多い。閉塞隅角緑内障では禁忌の薬剤が多く、PL顆粒®(総合感冒薬)、デパス®(精神安定薬)、ポララミン®(抗ヒスタミン薬)、レンドルミン®(睡眠導入薬)、フランドルテープ®(虚血性心疾患治療薬)、ブスコパン®(鎮痙薬)、バップフォー®(尿失禁・頻尿治療薬)、トリプタノール®(抗うつ薬)、トラベルミン®(鎮暈薬)、リスモダン®(不整脈治療薬)、マドパー®(パーキンソニズム治療薬)、アトロベント®(気管支収縮抑制薬)、トクレス®(鎮咳薬)、サノレックス®(食欲抑制薬)などを処方するときは注意が必要である。