2018年07月03日 06:00 公開

7月3日はなみだの日

 ドライアイの研究促進、治療の質の向上と普及活動を行う「ドライアイ研究会」が2016年に7月3日をなみだの日に制定した。パソコン、携帯電話の普及により急増しているドライアイの症状と関係の深い涙に着目して、ドライアイの正しい理解を社会に広げていくのが目的である。日付は7と3を「な(7)み(3)だ」と読む語呂合わせから決めた。

 日本では800万〜2,200万人ものドライアイ患者がいると推定され、オフィスワーカーの3人に1人がドライアイとの報告もある。2016年にドライアイ研究会が定義・診断基準の改訂版を発表した。「ドライアイは、さまざまな要因により涙液層の安定性が低下する疾患であり、眼不快感や視機能異常を生じ、眼表面の障害を伴うことがある」がドライアイの定義である。「①眼不快感、視機能異常などの自覚症状と②涙液層破壊時間(BUT)が5秒以下の両者を有する」がドライアイの診断基準である。BUTは涙液層の安定性を調べる検査で、フルオレセインを下眼瞼結膜囊に注入し、開瞼してからダークスポットが角膜上に生じるまでの時間を測定する。VDT作業、運転、コンタクトレンズ、加齢、レーシック手術後、シェーグレン症候群などでドライアイになりやすく、目の乾燥感、眼精疲労があったら人工涙液マイティアⓇなどの点眼薬を用いてもよい。