2018年08月01日 06:00 公開

8月1日は肺の日

 日本呼吸器学会が「は(8)い(1)」の語呂合わせから、1999年に8月1日を肺の日に制定した。一般市民に呼吸器疾患についての最新の情報を伝え、病気の予防のための啓蒙活動を推し進めるのが目的である。

 インフルエンザ診断キットは発症後3時間でも90%以上診断できるようになり、発症後48時間以内に抗インフルエンザ薬を投与する。市中肺炎は肺炎球菌によることが多く、高用量のペニシリン系薬で治療する。喘息の治療には吸入ステロイド薬を用い、発作時には短時間作用性β刺激薬吸入、テオフィリン薬点滴、ステロイド薬点滴、アドレナリン皮下注も考慮する。長期の喫煙歴があり、慢性に咳、痰、労作時呼吸困難があれば慢性閉塞性肺疾患(COPD)を疑い、スパイロメトリーで診断し禁煙、長時間作用性の吸入抗コリン薬・吸入β刺激薬・吸入ステロイド薬などで治療する。非結核性抗酸菌症は胸部CTで特徴的所見が見られ喀痰培養で2回菌が検出されると診断でき、症状や所見が悪化する場合はクラリスロマイシンと抗結核薬2種類を1年半以上投与する。睡眠ポリグラフィで無呼吸低呼吸指数(AHI)が20以上かつ日中の眠気などがある睡眠時無呼吸症候群では、生活習慣の改善に加え経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)療法も考慮する。肺がんは発見されたときには進行していることが多いので、早期に胸部CTを撮り、異常があれば専門医に紹介する。

(あなたの健康百科編集部)