2018年12月28日 公開

12月28日は身体検査の日

 12月28日は身体検査の日で、1888年12月28日に文部省(現:文部科学省)が直轄学校に対し毎年4月に生徒の活力検査(身体検査)を実施するよう訓令したことに由来する。1897年に学生・生徒身体検査規程が公布され身体検査となり、4月と10月の年2回実施することになった。1958年の学校保健法制定・公布により学校では健康診断となったが、船舶免許の身体検査、海技士身体検査、パイロットの航空身体検査などは残っている。

 学校保健安全法施行規則の一部改正が2016年4月に施行され、坐高の検査・寄生虫卵の有無の検査は必須項目から削除された。また、四肢の状態が必須項目として加わり、検査に際しては四肢の形態・発育、運動器の機能の状態に注意することになった。今年(2018年)3月に文科省が2017年度学校保健統計調査報告書を公表した。17歳の平均身長は男子170.6 cm、女子157.7cm、平均体重は男子62.6kg、女子53.0kgである。祖父母世代(55年前)、親の世代(30年前)、子世代を比較すると、17歳女子の親の世代と子世代の平均身長は同じ数値となっているが、それ以外では身長・体重とも各世代間で増加している。親の世代と子世代の間の増加の割合は、祖父母世代と親の世代の間の増加の割合より小さい。

(このシリーズは今回で終了します)