2019年03月08日 公開

腰痛の原因は体幹筋?

 腰痛に悩む人は多い。背筋や腹筋などの体幹筋が腰痛に関係することを大阪市立大学などの研究グループが初めて明らかにした。体幹筋の量が少ないほど、腰痛による障害が多いことが分かったのである。詳細は、Eur Spine J2019年2月6日オンライン版)に掲載された。

 どちらが原因かまでは分からない

 研究グループは、脊椎外来通院患者のデータを収集し、1,738例を解析(平均年齢70.2歳、男性781例)。体組成計で測定した体幹筋量と、腰痛による生活障害度を示す複数の指標との関係を分析した。

 その結果、体幹筋量が少なくなるほど、どの指標も悪化しており、体幹筋量が減少すると腰痛によるQOLも低下することが示された。

 今回の研究から両者の関係性が明らかになったが、体幹筋量が少ないために腰痛が生じるのか、腰痛による運動不足などが体幹筋量を減少させているのかまでは分からない。研究グループは今後、因果関係を突き止める研究を進めるとともに、体幹筋に働きかけることで腰痛を予防する方法も探っていきたいとしている。

(あなたの健康百科編集部)

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