2019年11月18日 公開

あの人気漫画のバイリンガル版登場

『はたらく細胞』を日英両言語で読む

©『バイリンガル版デラックス はたらく細胞1 CELLS AT WORK!』清水茜著、講談社刊

 大人気シリーズとなった細胞擬人化漫画『はたらく細胞』。このたび、英語と日本語の両言語で学べるバイリンガル・ブックス版が初登場した。吹き出しの中に英訳が入り、各コマの欄外にオリジナルの日本語のセリフが配置されている。漫画というビジュアル的な手法も相まって、難しい細胞の機能に関する話が理解しやすいだけでなく、辞典に頼らずに英語が勉強できる工夫が施されている。

「ばいばい菌」を英語で言うと...

 本作のオリジナルとなったのは、清水茜氏が2014年に発表した『細胞の話』。第27回少年シリウス新人賞大賞に選ばれ、翌年3月に月刊漫画雑誌で『はたらく細胞』として連載がスタートした。人体の細胞や病原体を擬人化し、登場するキャラクターは赤血球、ヘルパーT細胞などそのままの細胞名が付けられている。これまで数多くのスピンオフ作品がつくられ、2018年にはテレビアニメも放映された。そしてこのほど、日英併記による『バイリンガル版デラックス はたらく細胞1/CELLS AT WORK!』(KODANSHA BILINGUAL COMICS)が刊行された。

  バイリンガル版は、吹き出しの中には英語でセリフが表記され、各コマの欄外にオリジナル版の日本語が書かれている。そのため、細胞の働きを分かりやすくビジュアル化したオリジナル版の良さはそのままに、辞典に頼ることなく英語が無理なく勉強できるのが特徴。オリジナルのファンにとってはおなじみである「ばいばい菌だ」は"Bye-bye, germ."となるようだ。また、日常会話でよく使われる英語表現も学べ、例えば「やったな!」は"We did it!"、「おつかれさまです!」は"Thank you for your hard work!"と英訳されている。

 さらに特別付録として、巻末に「細胞と細菌類の大復習 日英対訳リアル図鑑」を収録。登場するキャラクターの本来の姿や役割が、日英両言語であらためて解説されている。生物好きの人はもちろん、細胞について楽しく学びたい人から医学生まで、気軽にページがめくれる一冊に仕上がっている。

あなたの健康百科編集部