2020年02月17日 公開

正しいマスク使用の「お願い」

新型コロナで

 厚生労働省は昨日(2月13日)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、適切なマスク使用に関する「マスクについてのお願い」のポスターを公式サイトで公表した。現在、日本各地で感染予防用にマスクを購入する人が殺到し、品切れ状態にある事態を受け、マスクは感染予防ではなく、くしゃみや席をした際の飛沫による感染拡大を防止する上で重要と強調している。

必要な分だけ購入を

 現在、国内の薬局・ドラッグストアやスーパーマーケット、コンビニエンスストアではマスクが品切れ状態にあり、インターネットで高額な値段で転売されるまでに至っている。

 この事態を受け、厚労省はマスクの製造販売企業に増産を要請。先ごろ毎週1億枚以上のマスクが供給できるとの見通しを示した。

 直径20~30μmの花粉であれば高性能マスクで防止できるが、ウイルスの直径は0.1μmととても小さいため、マスクで防ぐことはできない。しかし、くしゃみや咳とともにウイルスが飛び散る際には、ほこりや水分が付着し5μmほどの大きさになることから、マスクを着用していれば周囲への飛散が防止できる。

 そのため今回のポスターでは、COVID-19をはじめ感染症の拡大を防止する上でマスク着用が最も有効なのは、かぜや感染症の疑いがあり、くしゃみや咳をしている人に使ってもらうことであると強調された。マスクをそうした人たちに届けるために、必要な分だけ購入するよう求めている。

ガーゼマスク、タオルで代用を

 さらにポスターでは、使い捨てマスクがない場合の代用品として、ガーゼマスクおよびタオルなど口を塞げる物の使用を挙げている。また、こまめに手を洗うよう勧めている。ウイルスは流水で15秒手洗いすれば約99%が、ハンドソープで30秒もみ洗いした後に流水ですすぎ洗いをすれば約99.9%が洗い流せるとの報告もある()。

 なお、ポスターは厚労省、経済産業、消費者庁、全国マスク工業会との合同で作成した。

表.手洗いの時間・回数による効果

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(厚労省ノロウイルス対策)

(あなたの健康百科編集部)