2020年03月25日 公開

食べ方で動脈硬化を予防!

日本動脈硬化学会『The Japan Diet』

 動脈硬化は、心臓病や脳卒中の発症につながる生活習慣病の1つだ。偏った食事内容、身体活動の不足などの生活習慣を是正することで予防ができる。でも、医師に「動脈硬化のリスクが高い」と言われたらどうすればよいだろう。日本動脈硬化学会は、動脈硬化の予防に役立つ食様式『The Japan Diet』を公式サイトで公表した。この食べ方なら和食以外の料理・味付けにも応用できる。

食べ方のポイントは5つ

 The Japan Dietとは、日本動脈硬化学会が勧める動脈硬化予防のための健康的な食様式(食べ方)のことで、対象は65歳未満の人。具体的な食べ方として次を挙げている。

  1. 摂取を控える:脂身の多い肉(霜降り肉、鶏皮など)、動物脂(ラード、バターなど)、鶏卵、砂糖や果糖を含む加工食品(清涼飲料、菓子)、アルコール
  2. 積極的に取る:魚、大豆・大豆製品、緑黄色野菜を含む野菜、海藻、きのこ、こんにゃく
  3. 減らす:精製された穀類(白米、小麦粉)、増やす:未精製の穀類や雑穀・麦
  4. 適度に取る:甘味の少ない果物、乳製品
  5. 味付け:塩を減らし薄味に

 この食様式に沿っていれば、中華や洋食でもThe Japan Dietと同様の効果が期待できる。

 食事メニューの組み合わせは、①主食②主菜③副菜2品④汁―。外食時、コンビニやスーパーなどで総菜を買うときも同じように考えて選ぶ。

何をどれだけ食べればよいのかが分かる

 1日の摂取エネルギー量は、標準体重や活動量の程度によってそれぞれ異なる。さらに、血中のLDL-コレステロール値やトリグリセライド(中性脂肪)値によっても、肉類、牛乳や乳製品といった食品の摂取量が変わってくる。

『The Japan Diet』では、医師から指示された1日の摂取エネルギー量のうち、何をどれだけ食べればよいかの目安や具体的な献立の考え方、減塩のこつなどが示されている。

 動脈硬化について理解し、予防に役立つ『The Japan Diet』は、日本動脈硬化学会の公式サイトから無料でダウンロードできる。 (あなたの健康百科編集部)

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